カテゴリー別アーカイブ: TIME VXRS

2015/09/18 今年の夏はTIME VXSRではあはあして乗り切った

夏の合宿シーズンが始まると、当然のように、肉体的にも
精神的にも披露がたまってくる。

勤めに行かず、自分の家がそのまま職場になり
上司らしい上司もいない。従業員はそのまま家族。

出勤にかかる時間は二階にある部屋から階下に
降りるのに必要な三十秒のみ。

今の世の中にはありえないくらいにストレスフリーな職場なので
弱音なんぞ吐いていると撥が当たる。

それでも、ここは戦場なのだ。

合宿シーズン中は早朝から真夜中までただひたすらに働き続るし、休憩時間でも、
何かあれば飛んでいかなければならない。

一見だらだらしてるようでも、というか実際にだらだらしていても
心のどこかは緊張し続けていると段々心の芯がおかしくなってくるのが
自分でもわかるのだ。

顔面の筋肉が人知れず痙攣してくる。
活字を読んでも頭に入ってこない。
米よりもカントリーマアムが食べたくなる。
風呂なんて入ってたまるか。

普段は読書の虫で暇さえあれば何か本を読んでいて、
仕事に差支えが出るくらいなのに、ページをめくるのも
おっくうになる。

そんなときでも、自転車を弄くってるときは不思議と
心が休まってくるのです。

自転車をいじくってるときの僕はどんな顔をしているんだろう

東京に上京してはじめの二年は兄と同居していました。
そして兄がいつの間にか、靴と、Gショック集めに精をだす
ようになり、そんな兄がふともらした言葉がある

「新しいシューズに靴紐を通しているときは男としての
幸せを感じる」

兄としては僕に同じ趣味を共有してほしかったのか、
あふれ出る靴に対する愛が思わず零れ落ちてしまったのか。

しかし靴にも時計にもまったく興味のない僕は、
およそ理解を示すことなく、内心
「だめだこいつ、早くなんとかしないと」
そう毒づきながら、面倒くさいのでてきとーに
右の耳から左の耳に話を素通りさせつつ、
脳神経を通さずに口先だけで相槌を打っていた覚えがある。

まあ、そんなこんなで、僕がいくら自転車のすばらしさを
兄に、また余人に語ったとしても、結局分かり合えない
ままなんだろう。趣味なんてのはそんなものなんだと思う。

それでも、今年の夏はこのTIME VXSRをいかに
組み立てるかの妄想をする事で乗り切った部分が大きい気が
する。

色々思いあぐねた挙句、7800系DURAを中心に
堅実なパーツでくみ上げてみた

STI,クランク、ディレイラーは7800系。
ブレーキ 7900系

ホイールはリア シャマル、 フロント ユーラス。
タイヤはコンチのGP4000。

ハンドルはデダの安いアルミのハンドル。
若干トップチューブが長かったので、リーチの短いものを
選んでみた。価格が安いくせに、リーチ75mmと超ショート
リーチなのだ。やるなデダ。

この組み合わせで、ペダル込み6.9kg。
軽さを意識したわけではないけれど、なかなか軽量な
バイクに仕上がったのは、思いのほかフレームが
軽かったのか。タイムに軽量性はもとめていなかった
のだけれど。

わからない人はまったくわからないかもだけれど
結構乗ってみたくなるパーツアッセンブルじゃないですか?

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2015/09/26 TIME VXSRはもしかして僕を焦らしてこがしている?

首が痛くなるほど曇天をにらみつけてみる
もう何日も晴れ間を見ていない気がする。

シルバーウィークはそのほとんどが晴天だった。

けれど皮肉にもその習慣はほとんど東京に行っていて、
ろくにロードバイクに乗れていない。

せっかくくみ上げたTIMEやLOOKやその他パーツを
グレードアップしたり組み替えたりしたバイクが
早く外に連れ出して、僕を私を思う存分その艶やかな肢体を
撫で回し、くみ伏せて、そして連れて行け、悦楽の境地へと

そう呼びかけられている気がするのに。
だから、どうしようもないのはわかっていてもなお。

鈍い色に染まった空を、首が痛くなるほど
見上げながら、眉間にしわを寄せてにらみつけている。

だれかこの雨を止めてくれ。

TIME VXSR
時が止まったような。いつの時代になっても
自転車乗りなら一度は乗っておく価値がある。意味がある。
そんなロードバイクをいくつか所有してみたいと思う。

そうしていつかこの細身ラグ、古い自転車のカタチの中で
その性能を煮詰められたようなこのフレームを強く欲するように
なっていた。

シマノ金属加工の粋を集めた美しい7800系DURAACE
で組み付けて、だけれどまだ乗り出すことが出来ていないのだ。

そして九月に入ってから雨ばかりが降り続く。

これは・・・焦らしか?
もしかしてTIMEは僕を焦らして、こがして、やきもきする
その様を端正な姿の裏でニヤニヤと見つめているのでは
ないだろうか。

この細く、目の詰まったカーボンの筒は、踏みつけられた応力に
どんな風にしなるんだろう、撓むんだろう、反発するんだろう。

そうやって、解き放たれるトルクはアスファルトを蹴飛ばし、
坂を登り、高度を上げてくれるのか。考えると雨風の
中でも飛び出していきそうになる。

この週末は何とか天候が回復するらしいけれど、
あいにくにもまたしばらく東京に行かなければならない。

TIMEは、天候すら左右しながら僕をじらしつづけているん
じゃないか。そんな妄想すら抱き始めている。

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