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田舎にいるとこういうのが凄く美味しい

 

29歳の夏
それまでの人生で、一番鬱屈していた時期。
それまでは音楽活動で何とか飯を
食っていけるように、と考えていた。
そこから色々あって、真面目に仕事をして生きていこうと人生のシフトチェンジを計っていた頃。
とはいえ高卒、無資格、無職歴とフリーター三種の神器をフルコンプしていた僕には
そこからマトモな就職先を見つけるというのは至難の業。
ひたすら山籠りして、かめはめ波の練習をしたら一発だけでも撃てるか?と言われたらそれは不可能な事。
そんなレベルで就職とは難しい事のように思え、いかんともし難い現実に只々打ちひしがれる毎日を送っていた。
田舎が素晴らしい、と強烈に感じたのは、夏の帰省時期に現状報告と今後の事について、両親と相談するために長野に戻った時だった。
遮る物のない、どこまでも続くかに思われる青空と澄んだ空気。
東京ではひたすらに神経を逆撫でする蝉の
鳴き声も、田舎では上質な真空管アンプのオーバードライブのように寧ろ心地よく感じる。
ここで暮らせたら素晴らしいなあ、と心の何処かで思い、またそれは将来に対する予見だったのかもしれない、と今になって振り返ってみる。
という訳でいまではすっかり都会に馴染まない人間になってしまったのだが、取り分け地元産の美味しい野菜が手に入るのは
とても良い。
ちょっと気晴らしに山を下り、直売所みたいな所で何か変わった産物がないかブラブラするのが非常に楽しい。

今日はフキと、地元の名産らしいはたけシメジという巨大なシメジを買ってみた。

シメジ200円
フキ100円と格安。
フキを炒めて夜のおかずにしました。
ちょっと固かったけど、こういう風合いは中々都会では味わえない。箸が止まらん。
シメジはズッキーニとバターで炒めて塩とレモンで頂こうかと画策中でございます。

さて、今日も山を登るか