カテゴリー別アーカイブ: colnago C60

コルナゴC60と まる一日付き合ってみた。

今日はコルナゴC60にてお出かけです。

ちなみにバックは元長野電鉄木島駅舎。

日本一料金の高い区間と噂されて一部のマニアの間では
有名だった駅でもあります。もうすっかりひなびていますが
なんだか味があります。

高い空と汗で張り付くワイシャツ、バスが来るまで、クラスの
少しだけ気になっている女子と二人で無言の時間を過ごす。

田舎の学生の感覚は都会のそれほど進んではいない。
誰と誰が付き合っただの、そういう類のことに本能的な
罪悪感を感じてしまう子も少なくない。

うすら暗い待合所と目の眩むような陽光のコントラストに
少しだけ非現実感を感じながら、ただの暑さ故に流すのとは
ちょっと違う汗がにじみ出てくる。

ふとそんな高校時代の夏の記憶の欠片が思い出されます。

実際はそんなシチュエーションも感覚も味わったことのない
枯れた高校生活だったので、完全な妄想ですが。

其れでも夏になると何か甘酸っぱい感情が未だに胸の奥に
残っているものです。

さて、ウチで所有してるバイクの中では
最も高価
最新、
高性能、
とんでもなく手の込んだペイント。
そしてなんだか敷居の高い感じがする。
正直車体があまりに美し過ぎて乗る機会を逃してきました。
緊張しちゃうんですよね。ボーナスはたいて買ったコートが勿体無くて着る機会を失ったまま次の季節になってしまうOLさんのようです。

 

 

意を決して、乗り込んでみる。
やっぱり自転車はある程度乗り込んでみないとそのフレームの真価はわかりません。
始めて軽く乗ってみた時は、やたらまっすぐ進んで安定性が高く、何だか凄い物に乗ってる、くらいの認識しか持てませんでした。

丸一日こいつと付き合ってみて、やっと少しだけ見えてきた物があります。

先日のアディクトとの対比になりますが、まず感じたのがダウンヒルの安定性、抜群の振動吸収性。

エアロ効果なんぞ完全に切り捨てた野太い角材のような角パイプから、この振動吸収性は
想像できません。高級なクルーザーに乗っているような感覚を覚えます。
もちろんそんな物は乗ったことがありませんが。

そして、疲れて足が回らなくなってからのことですが、
普通の高剛性バイクなら乱れたペダリングを弾き返し、
進まなず苦しくなるような状況下。

其れでもスピードがどんどん乗っていく。足の回転が落ちてきて
惰性で重いギアを踏んでしまっても、フレームがしっかりと
大地を蹴ってくれる感触があるのに驚かされました。

乗り手を懐深く受け入れながら、その性能の限界はまだまだ
垣間見ることもできない、そんな奥深さを感じさせられます。

業界のトレンド無視、マーケティングなんぞ糞くらえといった風情の
コルナゴのトップエンドです。

ちゃんとしたものを作れば、わかる奴は
ほっといても買っていくだろう。
そんな強気とブランドのプライドを感じさせる一台です。

ああ、こりゃやばいなあ

長野県木島平にて
 
ダンスの宿
ちきちきばんばん
 
営業中!いつかはロードバイクの宿としてもやって行きたい。
 
そして二代目オーナーの適当な自転車ブログ
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長野県下高井郡木島平村大字上木島
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TEL0269-82-2815
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上京前の最後に コルナゴ c60と過ごす。 木島の夕陽と限りなく美しいフレームと

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東京に戻るはずが、色々あって一日延期になりました。

もう一日、木島の自然の中で自転車に乗れると思うとちょっと嬉しいです。
天気はウレシイを通り越して不安になるくらい晴天が続いている。
今年の夏はどうなるんでしょうか?

足にまだ疲れが残っていたので、夕方近所の山を上り下りしていました。
夕日と、C60のペイントがあまりに美しかったので写真をポチリ。

ヨーロッパの自転車はやはり、大自然の中が良く似合います。

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コルナゴに軽さをもとめる人はあまりいないと思います。
当然、このC60も軽量なぞうたわれている物の、決して軽くはないです。
というか測っていないです。このフレームに重量がどうこういうのは
無粋なもの。

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事前情報でフロントフォークが400gあると聞いていました。
各メーカーがしのぎを削って数グラムをそぎ落とす中、ブランドの
旗艦でありながらしかもフルカーボンで400gです。頭がおかしいのかと
思いました。

うちには既にアディクトSLという軽量番長がいるので、重量など気にせずに
しっかりしたバイクを組めます。むしろ重量を気にせずにパイプのしっかりした
堅牢なノリ味を期待していたのですが。

初めてフレームに触れたとき一瞬びっくりしたことがあります。
トップチューブが思いの他薄く作られています。タイムやルックのように
ぎっしり肉厚な感じのパイプを期待していたのでちょっと不安になった
こともありました。

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が、そのへんはやっぱりコルナゴ。乗ってみるとそれはそれはしっかり
したフレームです。そしておそらくトップチューブのしなやかさが
フレームの懐の深さの一因をになっているのでしょう。

ホリゾンタル、そしてどこかクラシカルなペイント。が、とんでもなく
手間の掛かる仕上げが施されています。夕陽の中で薄く金色がかった
グラデーションにため息をついていました。

長野県木島平にて

ダンスの宿
ちきちきばんばん

営業中!いつかはロードバイクの宿としてもやって行きたい。

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389-2303
長野県下高井郡木島平村大字上木島
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そういえばコルナゴ C60がうちに来てからちょうど一年くらい経った

 いよいよ暑くなttくる都内をあちらこちら、営業という名目で飛び回る。
うちのペンションに毎年合宿に来てくれる大学のダンス部に挨拶回りをして
その年の合宿の打ち合わせをするのだ。

もう東京に18年も住んでいるのだけれど、基本的に活動範囲が馬場、早稲田、
新宿、池袋、上野くらいしかないので(このうち上野が八割)ちょっと郊外の多摩とか
所沢とかになると途端に地理感が働かなくなるのです。

基本的に方向音痴と電車の乗り換えが苦手な僕は、毎回毎回見慣れぬ土地で
目的地の大学にたどり着くために四苦八苦するわけです。

曖昧な記憶と悔しいけれどこんな時はGoogle先輩に教えを請いながら、
ああ、こんな道を去年も通ったかもな、と繰り返すたびにふと思い立つことがあった。

C60がうちに来てからちょうど一年くらいたったのかと。

とあるネットの記事でこのC60の写真を見て、衝撃を受けながら
一生自分とは縁のない代物だと思った。

あまりに次元の違う物は手に入れようという
気すら起こりません。ましてその数週間後に六畳の雑然とした部屋に
C60がしゃなりと居座っているとは想像もできませんでした。

オークションでしたが、自分の想定価格をはるかに超えて、天井知らずに
繰り広げられる入札の嵐。
「今回はやっぱり縁がなかったと思って諦めよう」
「馬鹿やめろ、これ以上入札したら明日からペヤング生活だぞ」
「いや、使ってない○○と@@を売りに出したらまだ行ける」
「肝臓って確か半分くらい売れるよな?」

そんな自問自答を繰り返しながら、命を削るようにして、胃がきりきりする
思いで入札を繰り返していきます。某オークションは終了時間が来ても
入札が入る度に5分の延長がかかります。そんなこんなで一時間近い
チキンレースが繰り広げられました。

少なくとも同じ時間帯に日本の中で同じように胃をきりきりさせながら
パソコンに釘付けになっていた愛すべき馬鹿たちが何人もいたわけです。

ということは、愛すべきおバカさんたちの中で一番のおばかさんが自分だった
訳であり、「おめでとうございます、あなたが落札しました」の
画面を開く頃には喜びよりも罪悪感の方が強かった様な気もします

「お前、やっちまったな」という声と
「なんてクレージーな野郎だぜ、こいつはとんでもねえ大物になるかもしれねえ」
と逸脱する行為を賞賛する声の二つが頭を巡っていました。
どちらが天使でどちらが悪魔の声だったのかはよくわかりません。

ただ、この特別なフレームにまたがる度に、あのとき暴走してよかったと
心から思います。全国のおばかさんの代表としてもっと乗り込まなければ
なりませんな。

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