カテゴリー別アーカイブ: LOOK595

インプレッション 二台目のLOOK595

ロードバイクの宿としてやって行きたいと思い、とりあえず箔のつくようなフレームをコレクションを始める。

あのてこの手で法を外れないギリギリの範疇でをかき集め始めて、気がつくと7年近い歳月がたっておりました。それなりの数が集まり、もうそろそろフレームはいいかなあ、なんて思っていた矢先に転がり込んできたのは、二台目になるLOOk595でございます 続きを読む インプレッション 二台目のLOOK595

LOOK595 ラグ製法はノスタルジーなのか

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c60の異臭、じゃなかった異音問題も無事に解決しました。

昨日の午後はちょっと時間ができたので久しぶりに595で
50kmほどサイクリング。

自転車についてあまり詳しくない人に50kmというと、
まるで頭がおかしい人間のように見られます。

高々自転車に中古車が買えてしまうような、金額をつぎ込み、
誰が見ても恥ずかしいようなぴっちりもっこりパンツを履き、
一般的な感覚でいったらありえない距離を走った挙句、
重力に逆らって鼻水をたらして坂を上ったかと思ったら
せっかく上った坂をただ下っていく。

我々自転車乗りというのも世間様から見たらとんでもない
変体の集まりなのでしょう。

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c60の圧倒的なまでの動的性能とゴリゴリ進む走行感。

それと対比するように595に跨ってみると、また違うものが見えてきます。

BB付近に意識を凝らしてみる。595にしかない、吸い込まれるような
ペダルフィーリング。

16時くらいから20時のあたりにおいて
クランクが吸い込まれ、上死点までふわっと足を押し返されていく
その後は15時のあたりまでほんのちょっと足を踏み降ろしてあげれば
またクランクが勝手に吸い込まれていく。

しなやかで、ほんの少しだけ硬質でたとえ様もなく心地よい。
これぞ魔法の絨毯でしょうか。

少しだけ前加重気味にして、力ではなく体重でペダルを踏みしめる。
すると前方に下り坂ができたように、前方にすいこまれていくのです。

595の気持ちよさはなんなのでしょうか。

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ラグとラグでパイプを繋ぐ製法と
方にカーボン繊維と樹脂を敷き詰めて釜で焼いて一体形成する
モノコック製法。

最近はモノコックが主流になっているカーボンフレーム。
595もc60もあくまでラグ製法にこだわって作られています。

ラグは手間がかかわる、精度を出すのが難しい、重量が嵩む
など、モノコックに比べると製造的に難しい面が多いと聞きます。
それでもラグで作るメーカー、それを求める人々が
まだ少くない数存在することを考えると、何かこう数値や効率では
図れない部分で影響するものがあるのでしょう。

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その辺を考えていくと、自転車その物のどこまで行っても
アナログで人力な乗り物でありつづける側面。

効率、対費用効果を突き詰めていくと、すべての物が平滑、
陳腐化してしまう資本主義社会に対してどこかでその流れに
逆らいたくなるノスタルジーみたいな物が顔を出してくるような
気がするのですが、それについては長くなるのでまた今度。

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長野県木島平にて

ダンスの宿
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営業中!いつかはロードバイクの宿としてもやって行きたい。

そして二代目オーナーの適当な自転車ブログ
389-2303
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なんで今更595が輝いて見えるのか 考察

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コモディティという単語を最近知りました。
製品、サービス、技術などが一般化してしまった
ために価値を失ってしまう事を指すらしいです。

このコモディティ化が進んでいくと、世に出回る
色んな物が均質、陳腐化していく。

物の価格は下落していくので、消費者にとっては一見嬉しい
事のようで、企業は利潤を出すために結局、賃金や
原材料費を弱い立場の人々から安く買い叩くしかないので
長い目で見るとちょっと残念なことになります。

合ってますかね?

経済効率を追求していかないと企業は生き残れない。

現代社会が抜け出る事の出来ない問題、というか
資本主義のなかに本質的に組み込まれている
アポトーシス(自殺遺伝子)の様な物だと理解しております。

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昨今の自転車業界を見ていてもこの経済の
大きな流れにどうしても飲み込まれ始めている様な
気がしてならないのです。

2013年にBMCが名車、SLRをリニューアルしました。

その手法はコンピューター解析による理知的な生産手法の極み。

人間の曖昧な感性を排除して、合理的なプロセスによって
生み出された当代最高のフレームだったのかなと思います。

理系フレームのあの当時の到達点と言ってもいいでしょう
(理系フレームなんて単語はありませんが)

カリスマ職人が熟練の技術と哲学を込めて生み出す
フレームは、素晴らしくもありますが、効率、という点から
見ると産業的には現代的ではありません。

BMCが工学的に最高の性能を付与された
フレームをうみだした事によってこのへんの壁を突破して
しまった様な気がするのです。

力学、空力、生産性、そういう物を理詰めで効率的に
突き詰めていくと、どうしても答えは収斂していく。

それ以降の色んなブランドの発表するニューモデルが、
見た目もコンセプトもどうしても似通ってしまってきている。
そんな感想を最近は抱くようになりました。

BMCが、SLRをリニューアルする前にインペックという
トンデモフレームを専用工場までおったてて開発したのは、
ロードバイクの流れがそうなる前に非生産的で、趣味性の高い
フレームの極みを作っておきたかったからなのかな、なんてことを
勝手に妄想しています。

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ああ、今回も話が長くなってしまいました。
別にBMCを否定するつもりもSLRを戦犯のように
晒し上げるつもりもありません。BMCがやらなくても
どこかがやったでしょう。T社か、S社か、。

だからこそ、今の時代に595をはじめとする第五世代のLOOK
やコルナゴc40だとか、先日限定復刻されたTIME VXRS
何かが輝いて見えるのかもしれません。

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