カテゴリー別アーカイブ: インプレッション

COLNAGO C60 Cの系譜を手に取ってみる その3


C60前回の記事
そんな訳で高値更新が乱舞するオークションの中、
並み居るコルナガー達を斬り伏せ、
無事に手中にc60を収めることに成功した私であります。

上記写真、トップチューブに小さいクラックが入っているのがわかります
でしょうか?かなり表層クラックぽいので通常なら半透明になるガラス
クロスを2層くらい積層すればことは足りると思われるのですが、

いかんせんc60

施されているが気が狂っているんじゃないかと思うくらいに美しいのです。
ここは一切の美観を損なうことなくリペアを施さなければならない。
さてどうしたものかただいま検討中でございます。

このc60が人生初コルナゴになる僕がコルナゴのなんたるかを語ることは
できません。ってゆうか、いきなりc60とか怒られそうな感じもします。

伝統の☆型ジルコチューブをラグで繋ぐ形式。
もはやラグ接続のカーボンフレームはほとんど絶滅したと言えるような
シーンの中、頑なにトップモデルにラグモデルを据え続けるその意思。

写真ではわからないのですが、パールホワイトとクリアカーボンのグラデーションのベースに、光の加減によってゴールドのオーロラのような輝きが浮かび上がります。

柔らかい白地に60周年を記念する流麗なロゴをまとわせた各チューブ。

そして、ジルコチューブ独特の形状と幾重にも重ねられた塗料によるオーロラの
ような輝きが、各シルエットに複雑な陰影を結び上げるのです。

この色味を出すのにいったいどれほどの工程が必要なのか、ちょっと検討も
つきません。

ただの競争用超高性能自転車なら、もはや偏執とも言えるほどの
グラフィックはむしろお荷物になってしまう。
ヤバイです。自転車としてのあり方が、根本的に違います。


c60には二通りのカラーパターンにそれぞれ数色のモデルが展開されていて、
こちらはクラシックのホワイトモデル。一番欲しかったモデルでした。


写真技術が、圧倒的に足りません。悔しい・・・・

なんで今更595が輝いて見えるのか 考察

{F5F43CC8-F0EB-4739-931C-6A0C44170D3A:01}

コモディティという単語を最近知りました。
製品、サービス、技術などが一般化してしまった
ために価値を失ってしまう事を指すらしいです。

このコモディティ化が進んでいくと、世に出回る
色んな物が均質、陳腐化していく。

物の価格は下落していくので、消費者にとっては一見嬉しい
事のようで、企業は利潤を出すために結局、賃金や
原材料費を弱い立場の人々から安く買い叩くしかないので
長い目で見るとちょっと残念なことになります。

合ってますかね?

経済効率を追求していかないと企業は生き残れない。

現代社会が抜け出る事の出来ない問題、というか
資本主義のなかに本質的に組み込まれている
アポトーシス(自殺遺伝子)の様な物だと理解しております。

{C9CB75F6-7541-4E4F-8C0B-BFE813D58932:01}

昨今の自転車業界を見ていてもこの経済の
大きな流れにどうしても飲み込まれ始めている様な
気がしてならないのです。

2013年にBMCが名車、SLRをリニューアルしました。

その手法はコンピューター解析による理知的な生産手法の極み。

人間の曖昧な感性を排除して、合理的なプロセスによって
生み出された当代最高のフレームだったのかなと思います。

理系フレームのあの当時の到達点と言ってもいいでしょう
(理系フレームなんて単語はありませんが)

カリスマ職人が熟練の技術と哲学を込めて生み出す
フレームは、素晴らしくもありますが、効率、という点から
見ると産業的には現代的ではありません。

BMCが工学的に最高の性能を付与された
フレームをうみだした事によってこのへんの壁を突破して
しまった様な気がするのです。

力学、空力、生産性、そういう物を理詰めで効率的に
突き詰めていくと、どうしても答えは収斂していく。

それ以降の色んなブランドの発表するニューモデルが、
見た目もコンセプトもどうしても似通ってしまってきている。
そんな感想を最近は抱くようになりました。

BMCが、SLRをリニューアルする前にインペックという
トンデモフレームを専用工場までおったてて開発したのは、
ロードバイクの流れがそうなる前に非生産的で、趣味性の高い
フレームの極みを作っておきたかったからなのかな、なんてことを
勝手に妄想しています。

{AB359999-3C24-415C-AB2D-26A524DB0AB4:01}

ああ、今回も話が長くなってしまいました。
別にBMCを否定するつもりもSLRを戦犯のように
晒し上げるつもりもありません。BMCがやらなくても
どこかがやったでしょう。T社か、S社か、。

だからこそ、今の時代に595をはじめとする第五世代のLOOK
やコルナゴc40だとか、先日限定復刻されたTIME VXRS
何かが輝いて見えるのかもしれません。

長野県木島平にて

ダンスの宿
ちきちきばんばん

営業中!いつかはロードバイクの宿としてもやって行きたい。

そして二代目オーナーの適当な自転車ブログ
389-2303
長野県下高井郡木島平村大字上木島
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2015/09/26 TIME VXSRはもしかして僕を焦らしてこがしている?

首が痛くなるほど曇天をにらみつけてみる
もう何日も晴れ間を見ていない気がする。

シルバーウィークはそのほとんどが晴天だった。

けれど皮肉にもその習慣はほとんど東京に行っていて、
ろくにロードバイクに乗れていない。

せっかくくみ上げたTIMEやLOOKやその他パーツを
グレードアップしたり組み替えたりしたバイクが
早く外に連れ出して、僕を私を思う存分その艶やかな肢体を
撫で回し、くみ伏せて、そして連れて行け、悦楽の境地へと

そう呼びかけられている気がするのに。
だから、どうしようもないのはわかっていてもなお。

鈍い色に染まった空を、首が痛くなるほど
見上げながら、眉間にしわを寄せてにらみつけている。

だれかこの雨を止めてくれ。

TIME VXSR
時が止まったような。いつの時代になっても
自転車乗りなら一度は乗っておく価値がある。意味がある。
そんなロードバイクをいくつか所有してみたいと思う。

そうしていつかこの細身ラグ、古い自転車のカタチの中で
その性能を煮詰められたようなこのフレームを強く欲するように
なっていた。

シマノ金属加工の粋を集めた美しい7800系DURAACE
で組み付けて、だけれどまだ乗り出すことが出来ていないのだ。

そして九月に入ってから雨ばかりが降り続く。

これは・・・焦らしか?
もしかしてTIMEは僕を焦らして、こがして、やきもきする
その様を端正な姿の裏でニヤニヤと見つめているのでは
ないだろうか。

この細く、目の詰まったカーボンの筒は、踏みつけられた応力に
どんな風にしなるんだろう、撓むんだろう、反発するんだろう。

そうやって、解き放たれるトルクはアスファルトを蹴飛ばし、
坂を登り、高度を上げてくれるのか。考えると雨風の
中でも飛び出していきそうになる。

この週末は何とか天候が回復するらしいけれど、
あいにくにもまたしばらく東京に行かなければならない。

TIMEは、天候すら左右しながら僕をじらしつづけているん
じゃないか。そんな妄想すら抱き始めている。

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