カテゴリー別アーカイブ: 雑談

初の健康診断。 やはりからだは資本である。

先日、人生で始めて健康診断を受けてみた。

というのも、ちょっとした知り合いが、突然ガン宣告を受けて
実家に帰ってしまう、というトラブルにみまわれることがあり
そんなこともあって僕と友人たちの間でちょっとした検診ブーム
が巻き起こっていたのだ。

僕も今年から一応は経営者の肩書きを与えられ、生きるも
死ぬも自分の裁量、健康は大事な資本だ。

自慢じゃないけれど、体は割と健康な方だと思っている。
問題点をいくつかあげるなら

暑い夏に不整脈が出る。
慢性鼻炎
極度の近視
人類最高レベルと自認する知覚過敏
若年性痴呆を疑われるくらいの物忘れのひどさ。
甘党
首に時限爆弾
血液型B型。

とりあえずはこのくらいだろうか。基本的にストレス耐性も
割と強く、あまり溜め込まないたちなのでもある。

この中で将来命を脅かす危険性のあるものは、知覚過敏くらいか。

これは本当にものすごく、ガリガリ君を噛み砕こうとするならば
上部前歯裏側と左奥歯に激痛が走る。

冷たいバナナをかじろうものなら口の中に五寸釘を打ち込まれる
かのような錯覚に陥る。

もし僕がスパイのような職業で、敵組織に捕まるとする。
当然奴らは秘密を聞き出すために僕を拷問にかけるわけだ。

鋼鉄のような精神で拷問に耐え、奴らも「こいつは単純な苦痛では
落ないタイプの人間か」と焦りの色を見せ始めるその時。

黒服を来た、ウォッカ、と呼ばれる男がふと息抜きに上着からガリ
ガリ君を抜き出し、おもむろに口を付けるその時、僕は一瞬その
冷気を放つ淡い空色の物体に目を奪われるのだ。

瞬間の動揺をかれらは見逃さない。当然だ。プロなのだから。

ガタイのいい、ちょっと粗野な感じの方はウォッカ
全体的に痩せていてちょっと薄汚れたねずみを彷彿させる方の男は
ブラッディと呼ばれている。

二人はニヤリと目配せすると僕の口の中にかじりかけのガリガリ君や
冷凍みかん、アイスの実などをこれでもかとばかりにねじ込んでくる。

そんな想像をしてしまうと、とてもじゃないが気が狂いそうになる。
が、僕は現実スパイでもなければおそらく敵対組織に拷問にかけられ
る心配もないのでこれらは杞憂に終わるのだ。

とにかく、大丈夫だろうとは思いつつも、何かあるといけないので僕も
健康診断を受ける事にした。

途中の無駄な妄想が長くなりすぎたので、結果だけ言うなら

「至って健康」

血液の各種の数値は一切の異常を示さなかった。もうちょっと
何かあってもいいんじゃないかと思うくらいに。

診断結果を伝えてくれた医師。茶髪のロン毛で
胸元をガバっと開け、足を組みながら、憮然とした表情で言う。
「なんの問題もありませんよ。」

お前は一体何しに来たのか、と言わんばかりのていである。
病院においては健康であることが咎められるのか?と
よい知らせであるにも関わらず少しばかりの不安を募らせる結果だったのだが。

とにかく完全な健康体であることが確認されたのだ。

こういうことがあると、両親に健康な体で産んでくれたことを
改めて感謝するしかない。

久しぶりに両親の顔を見たくなるような一日だった。
健康診断を受けたことは特に両親に話してはいない。
何か変わったことがあったのか、と心配をかけるといけないから。
と、ブログに書いてしまって両親が見てしまったら秘密にする
意味はないのだけれど、健康だったからま、いっか。

 

飯山新幹線開通が迫ってきた。

昨日、母親からメールが来た。
添付した写真を家のパソコンに送って欲しい、と。

うちの母親は超アナログ人間で、こういったデジタル関連
にめっぽう弱い。

僕が外出中に部屋で僕の携帯のアラームが鳴りだしたら
しく、その止め方がわからなかったのだろう、
携帯の上に布団がうずたかく積み上がっていたことがある。

母親はかなり面白い人だと思う。夏の仕事の時、人手が足
ない時に知り合いの学生にバイトを頼むのだが、帰るときに
決まって「お母さん、めちゃくちゃ面白いですね」とコメントを
残していく。

いろんなエピソードがあるのだけれど、それはまた機会があ
れば。

さて、どんな写真が添付されているのか、開いてみると
飯山駅に設置されている仁王像の写真だった。

 
この仁王像、なんでも国宝級のありがたい代物らしい。

たしか、ペリーが浦賀に来日したとき、開国を迫る威嚇
砲撃の時に砲弾のかわりに飛んできた、とか

元は出雲大社の大神殿を両側で支えていたとか・・・・

ロシアのツングース爆発の際に爆心地にこのつがいの像
がまさに仁王立ちしていた。
そ組成を調べると地球にはない鉱物でできていて、
この太陽系よりも古い年代測定結果に科学者たちが
震え上がったとか

ソロモン神殿崩落の際にボアズの柱を削って作られたとか

そんな素敵な来歴がまことしやかに囁かれているが、
歴史の真実は常に闇の中。

唯一はっきりしていることは、この仁王像、元々は飯山市
の所有物だったとか。

ところで、飯山市は仏具の街としても一部では有名で、
市内の一角をには仏壇街、と呼ばれる区画もある。

そして漆塗りの技工が発達しているらしい。

この数世紀ぶりに飯山市に戻ってきたありがたい仁王像
せっかくだから、飯山の売りである漆塗りでフィニッシュした
もっとありがたくなるんじゃね?というマーケティングにより
誕生したのが、このパンチのある仁王像なのだ。

はじめてこの仁王像を見たとき、いろんな意味で衝撃をうけ
思わず鳥肌が立った。

そろそろ面倒くさくなってきたので次回に続く・・・・・

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福井晴敏 人類資金最終巻

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人類資金7、読了いたしました。
1-6巻がだいたい200p前後だったのに対して
この最終巻、600pを超えるボリューム。6巻を読んでから
一年近くが経過していたので、内容をおさらいするのが大変
でした。

個人的には福井さん、一番好きな作家です。
構成と人物造形がワンパターンであるとか、
描写がまだるっこしいとか色々言われているところもありますが、
一番ストレートに心を揺さぶられる言葉を紡でくれる作家さんであります。

どの作品にも、国家間の個人ではどうしようもない陰謀や流れに
巻き込まれ、絶望的な状況の中で人間の矜持を守るために
戦い続ける人間の姿が描かれます。

今作は経済がテーマということで、過去の作品に比べて
アクション要素は抑え目で、難しい内容もあり付いていくのが
大変でした。正直6巻までは消化不良というか、スッキリしない
部分もあったのですが、この最終巻で福井節を炸裂させてくれました。

余談ですが、実質デビュー作である「河の深さは」が
余りにも面白く感動的だったので、父親に進めてみたら、
会話と表現がまだるっこしくて読み進められない、と
切り捨てられてしまいました・・・・非常に残念です