雑記 輪転する海老が背負ったアボガドという業

回転寿司が好きだ。

アイドルタイムに誰にも取られる事なく周回を重ね、カピカピに乾いてしまったネタに胸を痛めるのが好きだ。

対岸から放出された握りたてのブリの一団が、自分の前に流れてくるまでにすべて取り尽される時に感じる、嫁ぐ娘を見守る父親のような感情が好きだ。

職人のテンションゲージが振り切ってしまい、文字通り軍艦から零ぼれ落ちるほどに盛られたネギトロを見るのが好きだ。

盛者必衰、永劫回帰、人類の歴史の揺り篭を高みに俯瞰しながら回り続ける悠久の大河のような寿司のレーンが、好きだ。 続きを読む 雑記 輪転する海老が背負ったアボガドという業