IMG_3569

パーツいんぷれっしょん ~スーパーレコード リアディレイラー ~

先日血迷って入手したスーパーレコードのクランクの余りの美しさとカルトベアリングの回転の軽さにすっかり魅了され、イタリア人の虜になってしまった私は徐々に徐々にその深みに嵌って行くのです。

今月のお小遣いで買ったのは、スーパーレコードのリア、フロントディレイラーのセット。9000系dura-aceの圧倒的な高性能とコストパフォーマンスの前にやたらと高価なカンパハイエンドモデルを選択する価値はあるのか?

 

IMG_3569

15年に新型モデルが発表されて、クランクアームの造詣が賛否両論呼んでいるカンパ・スーパーレコード。

今回は矢不億で中古の品をゲット。おそらく12年頃のモデルかと思われる。先月ゲットしたスーレコクランクも白色のロゴだったのでちょうど良かった。

気になる重量を測ってみると、170g。うちの秤は10g刻みでしか計測できないのでなんだかちょっとむずむずするのだけれど、カタログ数値を見ると155g。ちょっとサバを読みすぎじゃありませんか?まあいいんだけれど。

9000dura のカタログ重量が158g、価格差は凡そ2倍以上。この辺をどう見るかが難しい所・・・・・

IMG_3572

カーボンのカンパ、金属のシマノという構図がいつの間にか出来上がっていたわけです。スーレコになるとガイドプレートまでカーボンになって軽量化とともに非常に美しい外観を持つようになる。

カーボンを用いるのは軽量化の為というならば、金属を極めたdura-aceとほとんど重量が変わらないというのも(実測ではむしろ重い?)ちょいとアレな所な訳で。

IMG_3570

 

シマノコンポグループはグレードと共に投入されるテクノロジー、素材、手間はどんどん豪華になってゆく。性能も確かな物になってゆ。むしろ二次曲線的に惜しげもなく技術が投入されていくようなイメージもあるのだけれど、カンパはどうだろうか。

とあるインプレではアテナもスーレコも変速性能自体は大差無い、という記事も見たことがある。

もちろん色んなパワーバランスが絡み合っているインプレ記事を鵜呑みにするわけではないのだけれど、実際問題ケンタウルとアテナの10s11sの境界がある位で数値上の性能は重量以外には変わらないのでは、という意見を無視する事はどうしても出来ないのがレコード、スーレコユーザーの実の所。なんていうと刺されるカモシレナイ。

それでも

IMG_3575 IMG_3573

スーレコになるとガイドプレートもカーボン製になり、プーリーのベアリングはセラミックになる。確かにくるくる良く回る。

がそれだけといってしまえばそれだけ、実走性能で言うならばコーラスと其処までの差はないと言ってしまえば言ってしまえるわけで。実に乱暴な言い方になるのだけれど。じゃあ何で人はスーパーレコードに魅せられてしまうのかと言うのが実に難しい所。

頭ではデュラ9000を二セット買ったほうが幸せになれるとわかっていても、スーレコを買ってしまう。

シマノと重量でもギア数でもほとんど差が無くなり、エルゴレバーの握りやすさとブレーキタッチ、後は変速フィーリングの好みの問題か。

一見するとそのくらいしかアドバンテージが無くなってしまった様な風潮の中でスーレコで組まれた美しい車体は、やっぱり特別なオーラを放ち続けるのだ。

ほかの贅沢品なんていらねえ、とにかくロードバイクにすべてを注ぎ込みたいんだぜ、この俺様は。と無言のうちにそのバイクの所有者は語っている様な気がしないだろうか。

そして至上のパーツで組みつけられた車体は、そのフレームに対する持ち主の愛着と偏執、粘執の度合いを示しているのだ。

持ち主が自転車に尋常ならざる愛を注ぎ込みたくなったとき、狂ってしまいたくなった時、その受け皿としてスーパーレコードは存在する。

確かな性能をもってレースに勝利を望むならデュラエースを、軽量化に命をかけるならスラムredを。自転車に人生の伴侶として身を焦がすような愛を告白したいのならばスーパーレコードを。

RDを手に取りながらそんな妄想をしながら一人ニヤニヤしていた。

スーパーレコードは貴方と自転車のマリッジリング。このコンセプト、カンパニョーロさん使ってくれねえかな

相変わらずぜんぜんパーツのいんぷれっしょんにならねえなしかし

IMG_3583 IMG_3582

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA