そういえばコルナゴ C60がうちに来てからちょうど一年くらい経った

 いよいよ暑くなttくる都内をあちらこちら、営業という名目で飛び回る。
うちのペンションに毎年合宿に来てくれる大学のダンス部に挨拶回りをして
その年の合宿の打ち合わせをするのだ。

もう東京に18年も住んでいるのだけれど、基本的に活動範囲が馬場、早稲田、
新宿、池袋、上野くらいしかないので(このうち上野が八割)ちょっと郊外の多摩とか
所沢とかになると途端に地理感が働かなくなるのです。

基本的に方向音痴と電車の乗り換えが苦手な僕は、毎回毎回見慣れぬ土地で
目的地の大学にたどり着くために四苦八苦するわけです。

曖昧な記憶と悔しいけれどこんな時はGoogle先輩に教えを請いながら、
ああ、こんな道を去年も通ったかもな、と繰り返すたびにふと思い立つことがあった。

C60がうちに来てからちょうど一年くらいたったのかと。

とあるネットの記事でこのC60の写真を見て、衝撃を受けながら
一生自分とは縁のない代物だと思った。

あまりに次元の違う物は手に入れようという
気すら起こりません。ましてその数週間後に六畳の雑然とした部屋に
C60がしゃなりと居座っているとは想像もできませんでした。

オークションでしたが、自分の想定価格をはるかに超えて、天井知らずに
繰り広げられる入札の嵐。
「今回はやっぱり縁がなかったと思って諦めよう」
「馬鹿やめろ、これ以上入札したら明日からペヤング生活だぞ」
「いや、使ってない○○と@@を売りに出したらまだ行ける」
「肝臓って確か半分くらい売れるよな?」

そんな自問自答を繰り返しながら、命を削るようにして、胃がきりきりする
思いで入札を繰り返していきます。某オークションは終了時間が来ても
入札が入る度に5分の延長がかかります。そんなこんなで一時間近い
チキンレースが繰り広げられました。

少なくとも同じ時間帯に日本の中で同じように胃をきりきりさせながら
パソコンに釘付けになっていた愛すべき馬鹿たちが何人もいたわけです。

ということは、愛すべきおバカさんたちの中で一番のおばかさんが自分だった
訳であり、「おめでとうございます、あなたが落札しました」の
画面を開く頃には喜びよりも罪悪感の方が強かった様な気もします

「お前、やっちまったな」という声と
「なんてクレージーな野郎だぜ、こいつはとんでもねえ大物になるかもしれねえ」
と逸脱する行為を賞賛する声の二つが頭を巡っていました。
どちらが天使でどちらが悪魔の声だったのかはよくわかりません。

ただ、この特別なフレームにまたがる度に、あのとき暴走してよかったと
心から思います。全国のおばかさんの代表としてもっと乗り込まなければ
なりませんな。

長野県木島平にて

ダンスの宿
ちきちきばんばん

営業中!いつかはロードバイクの宿としてもやって行きたい。

そして二代目オーナーの適当な自転車ブログ
389-2303
長野県下高井郡木島平村大字上木島
3278-244
TEL0269-82-2815
ダンシングハウスちきちきばんばん

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