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colnago C60

昨夜降り注いだ雨は空を綺麗に洗い流してくれました。朝起きると清清しく差し込む光。

早朝の吹き抜ける風はむしろ冷ややかと言っていい位で、こういう朝は何んでもいいからさっさと寝床を蹴っ飛ばして活動を始めたくなる物です。

ここ数日は雨混じりの微妙な天気が続いていて、窓の外を見るたびに目に映る重たい空の色を見てはさて、どうやって早朝の時間を征しようかと思案する物です。

理想をいうなら朝の五時半には起き出して、バナナ一本の軽い朝食を採ったら畑の様子をみて、早朝のランに繰り出す。山を下り市街を一周してのぼり返す。大体30km程度の軽いトレーニング。その後プロテインを飲んで汗が引くまで扇風機の前でぼんやりしていると、仕事を始めるにちょうどよい時間になるのです。

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そうやってスムーズに一日を始められるとピリっと生活のリズムが引きしまる。夜寝る前に、明日はどのバイクにまたがろうかと考える。それに引きずられて、明日過ごすであろう一日の雰囲気がおぼろげながらに見えて来るものです。

明日はC60にのる。

そう決めて覚悟を決める。数あるバイクの中でも特別な存在であるC60に乗るのは少し緊張感を伴います。持ち主だけが知っている、金色のオーラに包まれた車体を扱うのはかなり気を使う物があります。そう頻繁に乗り込む気にはあまりなれないもの。

それでも岩のような剛性と矛盾する絹織物のような滑らかさと包容力。洗練さと古く無骨なまでのレーシングバイクの乗り味が同居した世界観をまた味わえると思うと、その後に続く一日が特別なものになるような予感がしてくるものです。

前述したように素晴らしい早朝の時間に、しかし残念ながら畑のトラブルやら急な来客やらで乗りに出ることができませんでした。結局夕方まで用事が立て込み気がつくと夜の帳が下りる寸前のような時間帯。

それでもこのまま一日を終わらせたくはない、とほんの1kmくらいの短いヒルクライムのコースにC60を連れ出す事にします。

ここ数日平行して乗っているLOOK595の軽やかで強靭なバネ感を伴うアナログ感前回の乗り味に比べると、明らかにドッシリと構えながらスムースに進むC60の味わい。ヒルクライムではその違いが顕著に現れます。

極太のフレームチュービングにかなりの重量を秘めたフレームはヒルクライムにはあまり適さないようなイメージがあるのですが、どっこいこいつはのぼりでも不思議とよく進むのです。

リムハイト58mmのこれまた軽くはないmavicのcosmicSRLですが、カーボンスポークのしなやかさがフレームと調和しているのでしょうか、硬さを推進力に換えながら、足にかかる感触はあくまでソフト。

足が元気なうちは力強いヒルクライムを堪能できます。それでいて疲れてきても跳ね返される感覚がないのがこのフレームの奥の深いところ。

そうして短いランデブーを楽しみながら、明日からはsupersix evo に乗り込む予定です。まだまだC60を喰い足りないのですが、特別なご馳走はそうやってじらしながら愉しむのもまた、一興といったものでしょうか。

evoのホリゾンタルの端正なルックスにさわやかなペイントを思うと、また明日が楽しみになってきます。

 

 

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