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super six evo high mod PF30 異音発生

前述したとおり、いつか来ると思っていたsuper six evo のBB付近からのトラブル。ついに発生してしまいました。

SLR、C60と専用工具を持たないまま何とか有り合わせの道具で圧入BBに対応してきたのですが、いよいよ腹を括って圧入BBに対峙することを決意するわけであります。

 

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昨年末に入手して、組み上げながらホリゾンタルの美しいシルエットと鮮やかなカラーリング。超軽量を唄いながらも、そこらのカーボンフレームよりよほどしっかりしたパイプ厚。走り出せたのがこの数日。

すばらしい乗り心地と、手に足に伝わってくる構造体としての頑強さに桃源郷の心地を味わうも、夢のような時間は長くは続かないのです。

数日するとダンシングするたびにぱきりぱきりと、いやあな音が響き始めます。圧入式BBのフレームの宿命とも言うべきBBの異音。

特にBB30系のシステムからは多いと聞いていたのと、そんなに気にするものではない、という話も聞いていたので、いったんは無視使用かと思ったのですが。

super six evoの澄み切った乗り味に、わずかに混じりこんでくる異音にどうにも我慢がならなくなってきます。これがなまじの出来栄えのフレームなら、混ざり合った雑味の中でごまかせてしまうのかもしれません。

が、一転の曇りもない最上のコンソメスープのような乗り味の前にはわずかな濁りもすべてを台無しにしてしまう要素になりかねないのであります。

じょじょに、じょじょに街に異臭と異形が跋扈しはじめ、ついには魂を腐らせる街に変貌してしまうインスマスの街のように、この異音はevoの奇跡のようなバランスをいつしか不気味な物に変えてしまうのでしょうか。ああ恐ろしい。

相変わらず前置きが長くなってしまいましたが。

ちなみに、このフレームも例によってクラックの入っていた物を補修して乗っているので、僅かな軋みも原因が特定できないと更なる不安を増徴させてしまうのであります。

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evoのBBは問題の多かった構造上の問題の多かったBB30を改良発展させたPF30。フレームに直接BBを打ち込むBB30から、金属製の筒にベアリングを埋め込んだものをフレームに圧入する形に改良を加えたものです。

BB30は、ベアリングとフレームが強いトルクが加えられるときにこすれ、軋んでしまうケースが多いと聞いていました。PF30はこのこすれ、軋みを抑えることに成功し、異音発生率は激減した、との事。

が、クランクをはずしてみるとわかったのは、シールがかなり弱いという事実。ファクト。ちなみに純正のホログラムクランクをはずすのに死ぬほど苦労しました。それはまた後日譚。

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左右一枚ずつ、たったこれだけのシールをはがせば、ベアリングがむき出しになるのです。これでは水やらほこりやらノリノリでベアリングに侵入してしまうのではないでしょうか。

ドライブ側のベアリングを指でまわしてみると、やはりざらざらちりちりと回転に不純がありました。今回はベアリングのオーバーホールをしてみることに。というのが作業第一弾。続く。

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