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パーツインプレッション 新型DURA-ACE  R9100系 導入 序文

十一月初旬、ここ最近各媒体をにぎわしていた新型デュラエースがうちにもやってきました。市場に出回り始めるのもやっぱり11月の初旬と聞いていたのでかなり早い段階でのゲットとなります。

ドグマF8,新型evoをたいらげ、それでも衰えることのない物欲はあとどれだけ食い散らかしたら満足するというのか。

次はaxlightness?スーパーレコード?普段は欲望を加速させる市場主義経済を頑なに拒み続ける我が精神の奥深くには、マグマのような物欲があつく脈打っているのを隠せはしないのだ。

 

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グループセットを一気に入手したので、各パーツの詳細はそれぞれ個別にやるとしてとりあえず組み付けた姿で一杯。

先日のドグマに組みつけようかとも思ったのですが、すでに9000系を組みつけてあり、性能的に特に問題があるわけでもないので他のバイクにしよう。され、どのバイクがふさわしいのかと考える。

まずC60は、スーパーレコードで普段乗らないお座敷仕様にすることが決定している。

evoとaddictはレッドで重量最優先、695はクランクもブレーキも専用設計だし595はさすがに時代があわないし・・なんてことを考えていると、一番マッチしそうなのがBMC SLR01.

今回のデュラの漆黒のカラーとよりメカメカしさを増したデザインは、同じくデウス・エクス・マキナ(機械の神)のようなフレームによくマッチ。

さて、今回のデュラエース、実際どうなんだ?

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7900から9000に変わったときのような衝撃とインパクトは確かに薄い。ディスク、パワーメーターもほしくない人にとってはマイナーチェンジの塊のような今回のモデルチェンジ。

僕も雑誌なんかで特集記事を見ながら、なんか凄いくらいなあ位の雑な所管しか覚えず、まさか購入しようなどとは露ほども思わなかったのですが。ふとだらだらとヤフオクの覗いてみると、9000系のコンポセットより安いんじゃないか?位のありえない価格でワンセット売りに出されておりました。

ちなみにスプロケもチェーンもはいっており大変お買い得。迷い迷った挙句にコレクションしていたカーボンチューブラーホイールを大多数売り払い購入する次第にいたったわけであります。

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はい、というわけで9100の所管です。組んでみて、動かしてみて、凄いのは当たり前。機械式を極めてしまったと思われる9000系の後継もでる。悪いはずはありません。

RDの動きの精密、変速スピードは9000系をあっさりと凌駕しています。FDのアジャスターがついたところだったり動かしたときの「くぱあ」と仰々しく変形しながら作動する、機械としてのおもしろさだったり。これは本当に「くぱあ」と動きます。FDを動かしているだけでも十分楽しめます。保障します。

クランクは想像以上のボリュームに対して持ったときの軽さは圧倒的です。これ、発泡スチロールでできているんじゃなかろうかと思うくらい、見た目と持った感じのギャップが凄い。STIの握りやすさ、シフトストロークが少なくなったことで、操作感はさらに官能的になったり。

これらの要素を一つ一つ積み重ねながら全体の印象としてたどり着いたのは一言「それをやったらもとも子もねえなあ」です。

9000系デビューから四年近くがたち、いつまでも色あせない9000系の性能とオークションやらでの中古価格。それでも後継モデルを待ち望む市場の声に、シマノはどう応えるのか。

特にブレーキ部にその苦悩を顕著に感じるのです。ブースターを増設、後述しますがノーマル構造のキャリパーブレーキとしてはありえへん位のボリュームを増した、黒光りするボディ。

異形。いびつ。ロードフレームに取り付ける部品としてこのヴォリュームはいささかバランス感覚を欠いているような感覚を覚えてしまったのであります。

今のシマノのもてる技術とマテリアルの中で、更なる性能を求めるならもう、なりふり構っていられねえ。それはつまり現在の自転車製造技術が既に行き着くところまで行ってしまっているという事実を突きつけているのかもしれませんが。

長くなってしまいましたので次回に続くことにします。

9100をディするつもりはありませんので、ご安心を

 

 

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