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パーツインプレッション いかにも怪しい超軽量一体型ハンドル

新型デュラエースの紹介もまだまだ残っているのですが早速浮気します。今回はこの超軽量一体型ハンドル。

軽量化に人生の大部分を捧げている世界の住民の方々なら、この形状にぴんと来る方も多いのでは?ついに登場した、セパレートタイプよりも軽量なインテグレーテッドハンドルのお出ましです。その正体やいかに?

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みんなの憧れステム一体型ハンドル。たいていの品は5万近くしてしまう割りに、構造上軽くできないのか400g前後とかなり重量がかさんでしまう。正直ここが一体型になるとどんなメリットがあるのか分からない。

それでも、かっこいい。

モノはもちろん中つ国経由。出所は分かりません。ヤフオクにて発見。北陸新幹線飯山~東京間約二時間の間これを買うのかどうかで散々逡巡した挙句の人柱。

ちなみに落札価格送料込み13000円です。先日バイバイしたターマックSL3ほかストックしたフレームが思いのほか高額で売れたので、ちょっとしたバンジー気分でございます。

商品説明によるデータでは、重量250g+-20gとの事。上方修正の鯖読みが日常茶飯事のこの業界において-20gはまずありえないとして、+20gされてたら一万円払う価値はないしどうしようかな・・・・と不安な気持ちを抱きつつ到着までの約一週間を待ちわびます。

ちなみにこの形状、完成車状態で4.65kgをマークした某アメリカンバイクにアッセンブられているハンドルに形状がそっくりさんなのです。

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おそらく金型は丸パクリであろう事は想像できますので、本家よりデータを拝借すると、重量225g、リーチ85mm、ドロップ125mmと割とコンパクトよりの設計。

そして届いた現物。早速重量を計測してみる。よもや300g超え、なんて事も往々にしてありうるのがOEM業界の闇深いところですが・・・・

気になる計測結果は、250g。10g単位でしか計れないうちのはかりですので多少の前後はありますが、まあ良しとします。ちなみに買ったのはステム90mm幅400mmタイプでした。本家との20gの差は一体何ゆえのものでしょうか?ボルトがチタンとかなのかな。

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カタログ通りの250gで舌打ちしている自分がいます。しかしドイツの変態ブランドが出している75g程度のステムと175g程度のハンドルが今の限界だと思われるので、それと同程度の軽量化がなされている訳です。

この二つのパーツだけで、デュラエースが一式そろえられそうな金額が必要なのに対して、投資したのはその十分の一。そう考えると恐ろしい対費用効果。

ちなみに見た感じのつくりはかなりしっかりしています。コラム部のカーボンなんかはかなり肉厚な感じ。あと、気に入っているのはケーブル類を中通ししなくてよい事。

近年ケーブルをハンドルの中に通すタイプが増えてきていますが正直見た目以外のメリットが思い浮かばない。ハンドル交換のたびにワイヤーをはずさなければならない構造は一体ダレトクなのでしょうか?

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UDカーボンにクリア仕上げの概観はかなり美しいです。

で、一番気になるのは、そんだけ軽かったらぐにゃぐにゃにしなって使い物にならないのでは?という事ですが、そこは意外にも割りと剛性感があるような気がしています。

すくなくとも以前に落札したもっと怪しげな中つ国OEM製エアロハンドルのしなり具合に比べたらぜんぜん問題になりません。あのハンドルは扁平ウィング形状で、シッティングしてブラケットを握っていても撓るのが分かりました。怖くてダンシングなんかできません。

とりあえず両端ひねってみた感じでは一般的な軽量カーボンハンドルのそれとほとんど変わらない感触。

オリジナルとなるト○ックの(あ、言っちゃった)モデルも実際はかなりしなる、日常から使うにはちょっと、という話も散見します。さらには一シーズンしか流通しなかった事を考えるに、いろいろと際物ハンドルだったように思えるのですが。

こいつなら、日常使いくらいは問題ないのでは、とも思えるのでわずか20gの増量ですが悪い気分はしないものです。

さて、次回はこいつを実際に取り付けて見ます。検体となるのはもちろんあのバイク・・・

なかなかデュラエース9100のレビューにもどれませぬな

 

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