SCOTT addict SL 数十グラム削ったところで鳥になれるわけはないけれど

車体を軽くしたって別に空を飛べるわけじゃない

つらくて苦しくて長い坂を息を弾ませながら登る様は
鳥類の目で俯瞰するならどこにでも有るありふれた
峠道に豆粒がへばりついてカタツムリのような速度で
少しづつ、すこしづつその位置を変えているだけ。

みているうちにあくびが出そうになる。

そんなでも、登っている本人からしたら、目の前の坂を
組み伏せる意思。日常では色んなことに妥協していきていた
としても、この瞬間だけは排水の陣をしき、悲鳴を上げる足の筋肉や
焼け付きそうになる呼吸器官を意思の力でねじ伏せて
じりじりと、じりじりとペダルを踏みしめ体の高度を引き上げていく。

坂に臨むサドルの上では絡み付いてしまった色んな物を
置いて、むき出しの自分と向き合える瞬間だから。

限りなくソリッドに。不必要な質量は言い訳につながってしまう。
だから、余計な重量をそぎ落としたくなるのかもしれない。

一度ロードバイクの軽量化の世界jに踏み込んでしまうと
これはとても危険な領域に入ってしまう恐れがあるのです。

うちで所有するロードバイクの中で、唯一重量を気にしてくみ上げた
スコット、ADDICT SL
発売から二年くらいが経っても、フレーム、フォークのセット重量
ではいまだに市販車最軽量レベル。

スラムレッドとレイノルズのホイールで、ペダル込み5,5kgまで
落とすことができた。これ以上は、狂気の世界に踏み込まなければ
いけない。

この線の先は人間のまま踏み込むな。

そういわれるような気がします。

色々新しいバイクも手に入れて、夏のシーズンに入ってしまってから
乗れないでいます。久しぶりにのり味を確かめたくなってきました。

一時の軽量ブームが終わり、重量よりライドクオリティに
はかりが振られ始めている昨今に、有る意味時代に逆行した
コンセプトの中で作られたフレーム。

だけど、そんないびつで突き抜けた立ち振る舞いもまた
とても美しく、いじらしくいとおしくなる一台です。

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営業中!いつかはロードバイクの宿としてもやって行きたい。

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