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SCOOT ADDICT SL  神々の住まう頂に至るために 1

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基本的には暇さえあれば本を読む。

昔は推理、サスペンス物をよく読ん
いたけれど、徐々に多岐の分野に
手を出すようになって、最近は政治
経済、ノンフィクションにも手を出す
様になってきた。

そんな中で最近、山岳小説にちょっ
と興味を持ち始めるようになってきた

僕は山登りはやらない人間なので、
そういう類の本を読んで、人の世の
喧騒から遠く離れた山奥で自分の
本質と向かい合ってみたい、とか
そういった衝動は別に感じない。

でも、大概の偏屈な主人公達が、
呼吸するのも命がけの極限状況の
中で展開するドラマやら

かたや濃密なドラマが展開していた
としても、それら全てをあざ笑うよう
に簡単に吹き飛ばす自然の無情さ、
と人の営みをはるかに超えた超常性

永遠に続くかと思われる風雪の中、
生のしがらみの全てを切り離して
むき出しの魂になった人物達が
最後にたどり着く天界の描写。

地上と、神の世界の境目。
生と死が共存する世界。

そこに矮小な人間が踏み込む
カタルシス。

そして下山で現れるどんでん返し
やら悲喜劇諸々。

まだ数はそこまで読んではいない
のだけれど、かなり心を掴まれる物
がある。

そんな中、ちょっと気になるシーンが
必ず登場するのだ。

吹雪の中、身動き取れなくなってただ
ひたすらにカロリーと水分を摂取する
シーン

ではなく、

世界の最高峰には酸素濃度が薄す
ぎてそこに存在するだけで命が削ら
れていく領域がある。

標高7000mを超える高所。

通称デスゾーンと呼ばれている。

そこは生者の存在を許さない向こう側
の世界。神々の住まう場所。

そんな場所を個人の力だけで登りつ
めようとする人種がいる。

生身で神に挑むために彼らはどうする
のか。

極限まで身を軽くする。
死神の鎌が首筋に冷たく這っているような
場所で、命をつなぐのは装備や食料。

山頂をアタックするのに必要最低限な
分の食料、燃料、装備だけをのこして
出来る限り身に負う荷物を減らしていく。

それこそ、食料の包装紙一つ、ベルトの
ストラップの金属部一つ。変質的なまで
の細かさで数グラムを削っていく。

この重荷を削っていくシーンを見るとき、
ヒルクライムのためのロードバイクを
組むために数グラムを削る作業を繰り
返すシーンを思い浮かべてしまう。

今回扱う、SCOTT ADDICT SLで
峠にいるとき、何故か心の中では
雪原に埋もれながら必死に自転車を
こいでる絵が浮かんでしまうのだ。

山を、坂を登る行為。
身を軽くする行為。

キャノンディールのEVOが開けた
軽量化新時代の扉。

かつて軽量バイクのベンチマーク
だった車名がリファインされた。

ADDICTの再登場は軽量戦争の
真打としてマニアの関心を引く。

ただ軽く、硬いだけのバイクでは誰も
納得しなくなってしまった世情の中、
SCOOTはADDICTにどんな魂を
込めてきたのだろう

VOL2に続く

ダンスの宿

ちきちきばんばん

営業中!いつかはロードバイクの宿としてもやって行きたい。

 

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