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super six evo himod  乗り込んでみる二日目。 シートクランプ付近に異変

いよいよ本腰入れてevoに乗り込む。色々なバイクに乗っていくうちにバイクの好みも変わってくる。はじめは判りやすく超軽量だったり、高剛性とかパリッと乾いているとかびょんびょんバネ感がある等々の要素に注目してしまう。

目に見える数値やら掴み易い個性に興奮して「すげえ、僕の考える最強のバイクだコレ」などと単純な感想を述べては喜んでいた頃もある。

バランス、親和性、安全性など地味で一見わかりにくい要素はどうしても二の次に成ってしまったりするのだ。

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evoはどうだろうか?

何よりもそれまで800gを切るか切らないかで喧々諤々の競争を繰り広げ、各ブランドがもう軽量化に見切りをつけ始め、「これからはエアロでしょ」と舵を切り始めた頃に、evoは鼻歌まじりで100g以上数字を削ってきた。

実際は鼻歌所か血の滲む様な研究と自転車愛に支えられて作り出された物であって、ラボにはユンケルとイケナイ薬とエンジニアたちの屍が累々と転がっているのだろうけれど。

軽量性は単純に数字に表せるので大きなセールスポイントになる。ここで「このバイク超軽いぜひゃっはー」と軽薄な感想のままにとまってしまっているならば非常にもったいない。

evoは類まれなるバランス感、安定性、操作性などを誇るべきバイクなのだから。

下り、巡航性、非常に素直である意味オーガニックな感じすらする乗り味。ホビーレーサーが扱う速度域、路面状況程度のレベルなら、非常に紳士的な振る舞いを崩さない。自転車に乗る、という行為の本質的な愉しさに、思わず頬が緩んでしまう。

ハイエンドのレースバイクは、どこまでも速く、暴力的でピーキーでスパイシー。そんなイメージとは程遠い滑らかさでアスファルトを蹴って行くのだ。否、もしかしたらとてもスパイシーな走行状態を作り出しているにもかかわらず、乗り手にはそんな過激さを感じさせないくらいに全てを包み込むバランスを持ち合わせているのかもしれない。

が、なぜだかわからんのだけれど、登坂において、また高速域において痛痒感を感じてしまう。どれだけ全方位的な高性能を誇っていても登りがもどかしいならevoに乗る意味がない。軽量性を否定するような事を書いて置きながら、やっぱりevoは超軽量車であってヘリウムガスのように高らかと駆け上ってほしいのだ。

二日目、ホイールをr-sysからshimanoc24-7850 1380corbonに換えてみた。

アルミクリンチャーでありながらリムにカーボンを使用し、金属ホイールでは最軽量部類に入る。地味な見た目だけれど、ぶっちゃけこのホイールが一番使い勝手がいい。

軽く、ほどよくしなやかでありながらリム剛性の高さからか全体のカッチリ感もある。造りの精密さ、真円度の高さ、ハブの滑らかさ。このホイールに履き替えるだけで、どんなバイクも走りの質感が二三段上がるような感覚を覚えるのだ。

ma○icには申し訳ないのだけれど、こういう地味な所での質感ではシマノ、デュラエースの放つ工業製品としてのオーラに勝る物は中々ない。

evoとデュラエースのホイール。この組み合わせはもううっとりするような滑らかさで空気を切り裂いていく。舌を巻くほどの下り性能は更に昇華した。小さいギャップを、路面状況を伝えながらも静かに飲み込んでいく。

登りにおいても、少しだけ楽に登れるような感覚があった。もしかするとBB周りのたわみの感覚がすこし独特で、その微妙な挙動をつかむ必要があるのかもしれない。デュラのクリアーな質感から伝わってくる物があるような気がする。しばらくはこのホイールで、その後キシリSLを試してみる予定。

と、先日解決したはずのシートポスト付近の異音がまた再発してしまった。キャノンディール公式の特設ページを見てみると、シートクランプが前向きになっている。とすると問題はまったく解決していなかったことになるのだ。ガーン。

ちなみに公式ライドページのホイールはr-sysだった。まったく持って僕の感覚の鈍さが証明されてしまったようだけれど、そう感じるのだからしょうがない。

と、シートクランプ付近を見てみると、気になる点があった。

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クランプ付近の塗装に微妙なしわがよっているのだ。オークション説明でもこの付近に問題があるとは記載されていなかったので寝耳に水。

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もしやと思いこの付近の塗装をはがしてみると、カーボンに微細なヒビのようなものが入っている。もしかして、こいつかー?

とりあえず怪しい部分を撤去して、カーボンを重ねなおしてみた。気持ち厚めに盛ってみたのでこれで異音が治まることを期待する。

 

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