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cervelo R3 SL サイズ変更に伴いフレーム入れ替え

当ペンション 知己知己万万 自転車部 にて所有貸し出ししているバイクのほとんどは大小様々にクラックを抱えたフレームを格安で購入、リペアを施し再起動実験に成功させたバイクたちです。

そんな中でもcereloR3 SL と最軽量を誇るaddictSLの二台だけはクラックの無い健全な男の子たちでした。この二台は当然ほかのフレームに比べて余分に玉(資金の事ね)もかかっています。

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通常は故障フレームが出るのを待ってオークションにて落札する。

何何のフレームが欲しい、というよりも出たとこ勝負で気に入ったフレームを落札していくわけで。、

がしかしこの二台に関してはどうしても手に入れたくてたまらず、故障フレームが出るのを待ちきれずに購入してしまったのだ。(写真のフレームはLOOK586ですが)

R3SLは名車である。このフレームにはストーリーが、伝説がある。と最近知り合ったリペア仲間が力説していた。

オークションにも健全な状態のこのモデルはほとんど見かけないのは、おそらくどのオーナーも気に入って手放さないからなのではなかろうか。

が、つい先日、何気なくオークションを見ていると、ついにR3SLの程よく健全なジャンク品が出品されてしまったのだ。程よくジャンクという表現もまた微妙なものなのだけれど。

12月は結婚式もあり、嫁にせがまれてディズニーシーのホテルに宿泊してみたりと懐具合は決して暖かくは無い。

最近頻繁に出品されている今度こそ本物と思われるダマスカス包丁もどうしても欲しい。うむむどうしようかとスマホを片手に思案する。

あんまり同じページを凝視していると嫁にまた良からぬ考えをめぐらしていると思われるので、トイレに入ってうむむとうなりながらまた考える。

人間、何かを得るためには何かを失わなければならないという事実を改めて突きつけられ、煩悶としながらも結局落札してしまうようになるのは、健全なフレームを売りに出したらむしろ余剰がでるという計算が頭の中に働いてしまったからなのだ。

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と、入れ替えに踏み切ったのにはもうひとつ理由があった。決してせせこましい勘定計算だけでこよなく愛していたフレームを手放したわけではない。

以前のR3SLは48の最小サイズ。今回手に入れたのは54サイズ。ポジションは充分だせると踏んだ。

昔は小さいサイズのほうが軽くなる、シートポストも高さを出せる、とりあえず小さいほうが正義。そんな考え方をしていたのだけれど、最近少し考え方が変わってきた。

54、ないし52サイズくらいのほうがホイールとのバランスを考えたときに自転車として美しく映るのではないか。

あとスローピングの角度という問題がある。最近やたらスローピングのきついフレームが増えてきた気がするのだけれど、スローピング角度は極力浅いほうが美しい気がする。サイズが小さくなるとどうしてもスローピング角度が急になってしまうのだ。

R3SLは最小サイズでも外観的には気にならなかったのだけれど、少し大きいサイズのフレームで組み付けたときにこの美しいバイクはどうなるのかどうしても見てみたかったのである。

そして、このモデルにかんしてもう一つ重要なことがあった。

この二枚の写真を見比べて欲しい

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上が54、下が48

わかりにくいのだけれどヘッドチューブの形状に注目。

トップチューブとダウンチューブの接合部。48サイズだとダウンチューブがヘッドチューブに納まり切れずトップチューブに若干の干渉を見せてしまっているのである。

54サイズにおいては上下のチューブがきれいにヘッドチューブに収まっている。どのフレームにもこの現象は見られるのだけれど、ことR3SLというフレームはこの部分が気になってしまっていたのだ。

とそんな理由で入れ替えを決意し、新しいフレームを組みつけてみる。

サイズの違いによる同一フレームの乗り味の違いはどうなのか。これもロードバイクにおける一大テーマの一つだと思うのだが、今は冬なのでその違いをああだこうだ論じるのはもう少し先の話。

比べてみると両サイズともスローピング角度は変わらなかったのはいささか残念な事実。がしかしとりあえず概観は概ね満足する、というよりはうっとりするほどいい物が出来上がったので万事満足なのである。

それにしてもR3SLにスラムとzippの組み合わせは美しい。

今回のフレームはロゴがシルバーなので、ホイールデカールもそれにあわせてダークラベルとかにしたらもう失禁してしまうかもしれないぞ。

これは危険だ。

ブルーザーブロディに鎖、五郎丸にラグビーボール、そんな調和を感じるのだ。

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先代のフレームはオークションに出したところ、偶然にもこのサイトを見ていた人が僕の出品物とあたりをつけ、実物をぜひ見せて欲しいと直接足を運んでくれその場で商談成立となった。

このフレームのよさをわかる人の元に嫁いでくれたので大変よかったのだけれど、心のどこかでは二台のR3sLをならべて展示したかった思いもあったので、どこか寂しい・・・・

 

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