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カーボンフレーム補修 DE ROSA 848 その4 ウレタンニスの効果的な使い方

カーボンクロスと樹脂をもってのフレーム補修は無事に終了します。が、雪かき用のスコップみたいに、使えればいい道具とは違い、外観的な美しさや所有欲も満たさなければならないのがロードバイクの常。

荒れ果てた肌のようなカーボン表層を鏡面仕上げにするために、コーティングを施さなければなりません。というのが前回まで

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深いクラック部を撤去するために、結果的に大穴の開いてしまったダウンチューブin 補修依頼された de rosa 848。このハートマークはいったい誰にささげる愛の告白なのでしょうか

穴を埋めるためにカーボン7層、そこから全体をぐるっと4層。それを圧迫するためにビニールテープで強力な圧をかけてあります。当然表面はピンホールだけではなくて凸凹。画像右側がくぼんでいるのがわかりますでしょうか?これを埋めるためにウレタンニスを根気強く塗り続けなくてはなりません。いままでは其れなりのところで作業を終えていたのですが。

今回、ある一つの発見をいたしました。

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通常、このような姿勢でフレームを固定してニスを塗っていきます。が、平面を塗るのではなくてパイプ状の物体を三次元的に縫っていくので、当然溶液は流れていってしまいます。この辺が自転車フレームの塗装の難しいところといわれています。

こういう状態で穴を埋めようとすると、相当数ニスを重ねなければなりません。

DE ROSA 848のトップチューブは平坦担っているので、円形のパイプに比べてクリア層の堆積が早いことに気がつきました。

平面状の部分にはニスが流れ落ちる量が少なく、くぼんでいるところにも溜まってくれるので穴に充填される速度が速くなるのですね。とゆうことは

 

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こういう風に埋めたい面のあるところを上にして、なるべく水平にしてニスを重ねていけばいいわけです。この部分が埋まったらまた次の面を上にして・・それを繰り返すことで、綺麗な平面がえられるのではないでしょうか。

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そんなこんな、大分くぼみを埋めることができました。この方法でフレームの各面に綺麗なクリア層を作ってあげることができそうです。時間は相変わらずかかりますが、その分いい仕上がりに。

こうしてやっていくと、色も乗せていきたくなってきました。

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