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カーボン補修 ITMハンドルその2 ~新積層方法~

皹の入った部分を撤去する作業から入ります。もっとも大きい箇所の皹を撤去すると、やっぱりハンドルに大穴が開いていました。

普段ならこの大穴をふさぐのにかかる積層枚数を考えてうんざりするところですが、今回は違います。新戦略、現るのまき

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通常、ぽっかりと空いた穴をふさぐには、大体7~12プライくらいの積層数が必要になってくるのが経験則。その間にかなりの時間と、手が樹脂がべたべたになり、細かいカーボン繊維が指にまとわりついて指先が黒くなります。嫁さんに白い目で見られるのは必死の作業。まさに決死の覚悟が必要になります。んが

今回、ある天啓を受けることになりました。

それはこんな方法。

混合した樹脂に、短く切ったカーボン繊維をばらしながら混ぜ込んでいきます。結果、大量の繊維が混入した樹脂が出来上がるのです。これを一層だけカーボンを当てて穴を塞いだクラック部分に詰め込んでいけば、積層の手間が省けるのです。強度は、穴を埋めた後に全体を数回まきつけるので問題は無いでしょう。もちろんビニールテープによる圧迫は必須です。

そういった手法を使うことで、上の写真のように、既存のやり方ならば丸一日かけて手を真っ黒にしてふさがなければならない穴が、わずか数分でふさがることになりました。

サルが火を使うことを覚えて、一気に他の生物を圧倒する進化を遂げるようになるくらいに画期的な出来事です。

本来、樹脂に混ぜ込んで強度をあげるための細かく刻まれたFRPチップなるものも売られているので、この方法もそう間違った方法ではないと思われます。

とゆうことで一気に速度を上げて、次回でハンドル補修を終わらせたいと思います。待っててください、T女史

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