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カーボン補修 super six evo 新型 フレーム所管その2

ひょんな事から手に入ってしまった新型のevoのジャンク品。先日とりあえず補修もひと段落して、組み付けついでにフレーム各部をまじまじと見ていきます。

更新がまばらになってしまったのは、今年から飼い始めた二頭のヤギ親子(母:絹二歳くらい 娘:木綿 生後半年)、子ヤギがいよいよ勝手にあちこち歩き回ってしまって母親が発狂しそうになるので、柵を作るのに忙殺されていたからであります。

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なぜドグマが並んでいるのか、はさておき。隠しておいてevoの後に記事にしようと思ってたらこんなところでネタばれ。

今回のevoのリニューアル、ぱっと見はペイントがちょっと変わったくらいでカタログ重量は増量、コンセプトは「バランス」となんとも惹きつける要素の少ない物になってしまいましたが実際ははたして。

とまじまじと見ていくと、フレーム各部は形状を変えてきています。シンプルな丸パイプ主体だった前作とははっきりと別物に生まれ変わっているのでございます。

オーソドックスな丸パイプ主体の前作は、各部の異形パイプ形状によって過剰な乗り味の演出をする自転車ではありませんでした。先代evoが産声をあげた当世に巷にあふれていたフレーム、それは人間の感覚を置き去りにしたデータ上の数値と、マーケティング的な要素をごった煮にしてうみだされるキメラのようなフレームばかり。

異形と一代のみ、子孫を残すことのできない、生物としては破綻している存在のようなバイクたちが跋扈する中(ちょっと言いすぎ)でevoがわれわれに示した光。

それは何の異形ももたずただただ人間によりそう自転車としてうみだされたevoが、他車を圧倒する性能を内包していた事。テクノロジーと企業の理屈に置き去りにされてしまうのでは、と新型フレームを羨望に羨望のまなざしを送りながらも、心の何処かでは恐れを抱いていた我々に「よい自転車」とは何なのかを改めて示してくれた事なのではないでしょうか。

あくまで我々のよく知る自転車の佇まいを崩さぬままに、新時代の性能を体感させてくれたのがevoであり、さらにおぞましいキメラを産みだそうとする流れを押しとどめてくれたのがevoだったのでございます。

そんなevoの後継機がもつダウンチューブは、意外にも円形ではありませんでした。涙的断面形状のダウンチューブになっています。フォークの、チェーンステーの異形とも言えてまうほどの細さも、前作の自然なたわみと走行性能を意図したものではなく何がしかの性能、走行感を演出した物であろうと思えます。これをもってバランスのコンセプトを語る。新型evoの語るバランスとはいったい何ぞや?といったところで頭を使う文章は少々飽きてきたのでざっくりといきます。

 

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フレーム変更点その1 ブレーキホースの処理の方法が変わりました

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その2 チェーンステーがさらに細く扁平に。

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時代に逆行するケーブル外装ですが、非常に美しく合理的にまとめてあります。空力も実際には影響なかったそうで。整備製とユーザーフレンドリーな機構でありつつも、新しい。この辺かくメーカーさん見習ってほしいです。このダウンチューブ受けだけで売ってないかな。ほかのフレームにもつけてみたい。

ちなみに、ここまでやっておきながらRDワイヤーがチェーンステーを通って、何故かハンガーエンドを貫通してきます。

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分かりにくいですが、ステーを貫通してさらにディレイラーハンガー内部を通ってケーブルが出てきます。当然、通しにくい謎仕様。なぞのBB企画にこだわるキャノンディールのちゃめっけでしょうか。

と、よく見るとほとんど別物に生まれ変わっているえぼ。というかほかのメーカーがモデルチェンジごとに概観、コンセプトが変わりすぎているのか。そうでもしないとマーケットに対する訴えかけが弱かったり物を売りにくい時代のジレンマなのかもしれませんが、その辺に真っ向から立ち向かう感じのキャノンは、相変わらずつっぱったブランドでございます。

あとは、峠でのcadd10 スーパー6evo(無印)との遭遇確立の高さが緩和されたら最高のブランドなのですが。

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