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カーボン補修 その1 FRPって何だ?

カーボン。carbon.

僕達の生活にいつの間にか深く根付いてしまった単語ですが、カーボンとだけ表記するならそれは実態はただの煤だったり墨だったり炭水化物だったりします。

此れが炭素繊維、カーボンファイバーとなると話がまた変わってきます。アクリル繊維なんかを炭化させて作る繊維の事で

「有機繊維のプレカーサーを加熱炭素化処理して得られる、質量比で90%以上が炭素で構成される繊維。」という定義になっています。まあこの辺は小学校低学年の授業でやったと思います。

この炭素繊維を樹脂で固めてプラスチック状にした物をCFRP(炭素繊維強化プラスチック)と呼ぶのです。因みに炭素繊維ではなくガラス繊維を使って作られたプラスチックをFRPと呼びます。

という事は、僕らがご大層に有難がっているカーボンフレーム様も、実は唯の炭素繊維で強化したプラスチックである、という見方も出来るのです。

しかしこのCFRP、レースや航空機の素材に使われるので只者ではありません。鉄に比べて、強度10倍、弾性7倍、勇気100倍、肌の露出3割増し。それでいて重量は4分の一と優れた素材特性を持っています。

が、繊維の方向や積層によって強度が変わったり、衝撃を受けた際の損傷の判断が難しい、など扱いの難しい側面も持っています。

この辺を理解して、生活の中にうまく取り入れることが出来れば今年はもう終わってしまいましたが、来年のハロウィンのコスプレに全身を黒塗りにしたり、黒い板状の衣装を着たりしてカーボンのコスプレをすることも出来ますので、もうしばしお付き合いくださいませ。

 

IMG_20151031_204216この左側のシート状の物がカーボン繊維をシート状に編みこんだ物です。因みに右側のはこれから補修しようとしているマドン6シリーズです。

実際にDIYで自転車の補修に使う際は、このシートを適当なサイズにカットして樹脂をしみこませて補修箇所に積層していきます。

積層、というとなんだかかっこいいですが、様はぺたぺたと張り重ねて強度を出していくのです。

ウェット・ドライカーボンの違い に続く

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