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カーボン補修について その3 資材調達編

前回の記事で、ウェットカーボンとドライカーボンの違いが理解していただけたでしょうか?

もし、ご近所の小学生が生意気にもフルカーボンのランドセルを背負っていたとしても、なんと小癪な小僧だ、と腹を立てる前にそのカーボンがウェットなのか、ドライなのかよく見比べて見ると言いと思います。

もしドライカーボンで出来たレーシングレベルのランドセルならば、それだけの強度、軽量性をもって通学路を行き来しなければならない理由があるはずなのです。たとえば極限のコーナリングワークをもって通学しないと一元目に間に合わないとか、重いランドセルを背負ったままでは振り切れない犬がいるとか。

そしてウェットカーボンであったとしても、ご両親が限られた時間と資材の中で、それでも子供に良いものを与えてあげたかった愛の故なのかも知れません。そう、すべからくカーボンには愛が詰まっているのですから。この辺の序文は読み飛ばしてくださって結構です。

という訳で、カーボンフレームの補修のためのカーボンクロスを探していきます。どうしてもドライカーボンで補修したいという方は、それ専用のオートクレープなどを用意していただきますが、普通にフレームを買いなおしたほうがよっぽど安いです。

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やはりカーボンクロスは一般的なコンビニ、ホームセンター、マイバスケットなどでは販売しておりません。特殊なホームセンターでも結構高価な代物になってしまうでしょう。

もろもろの事情で直リンクははれませんが、カーボンクロス、販売、などで検索していただければ販売店サイトがすぐに見つかると思います。僕はne○sさんのサイトを利用しています。

1k、3k、6k

平織り、綾織

などの単語が飛び交ってると思います。すごく大雑把に説明すると

何々Kというのはカーボンの折り目の細かさの事。平織り、綾織は織り方の種類です。

Kが細かくなるほど上質で引っ張り強度の高い繊維を使っている、とでも理解してもらえたら大体間違いないです。その分高価になりますが。

値段と、使用用途と見栄を秤にかけてちょうどいいものをお選びください。ぶっちゃけモノコック製品を作るのではなくて巻きつけて補修するだけなので、そこまで大差は出ないような気もします。

ああ、UDカーボン(ユニディレクショナルカーボン)なんてのもありますね。説明がややこしいので今回は織物カーボンで行きましょう。後でこの辺も書かないとだにゃあ。僕は大体3kあや織りの物を使います。

1mかける1mで大体5000円するかしないか位を目安に色々ショップを見比べて見てください。なお、ラミネート用のカーボンシールなんかもありますが、あれはマジでシールなので間違って買わないように注意です。

はい。カーボンクロスはこれで手に入りました。後は樹脂です。本来のCFRPはこのほかにも専用の道具がたくさん必要になってきますが、自転車補修に必要なのは、布と樹脂、後はビニールテープ。極端に言えばこれだけで十分です。後は家族の理解があれば。

という訳で次回は樹脂について。

樹脂について につづく

「カーボン補修について その3 資材調達編」への2件のフィードバック

  1. こんにちはcabicoと言います。
    よろしくお願いいたします。
    今般、カーボンロードバイクのリヤシートスティに亀裂が入ってしまい、廃車を考えましたが、こちらの記事を参考に修理が出来ました。
    内心ちょっと不安なのですが、とりあえず様子を見たいと思います。
    貴重な情報ありがとうございました。

    1. コメントありがとうございます。まさかこんなつたないぶろぐを下さる方がいるとは思わず、ついつい見逃してしまっていました。ささやかでもお力になれたようで、ちょっと嬉しいです。もし補修関係で何か分からないことがありましたら、可能な限り力になれたらと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします

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