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試乗可能 げにめんどくさきバイク紹介 ~LOOK695aerolight~

自転車名 695 aerologht
ブランド LOOK
価格 作業手間賃100万円
サイズ 52
タイヤ シャマルミレ

ああめんどくせい、まったくもってめんどくせえ

息をするのもめんどくさがるハート様じゃなくてもめんどくさくなるバイク

look695aerolightのお披露目です

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気がつけば六年目になるLOOKの先代ハイエンドモデル695

専用ステム、独自BB規格の専用クランク、ISP、特殊なヘッド機構・・

汎用性を銀河系のはるかかなたに投げ飛ばし、LOOKの掲げる理想の性能を体現したLOOK695。システム周りのあまりの煩雑さにもかかわらず、多くの人に愛され名車にカウントされてしまったのは、なにゆえなのか。

それはまあ、やっぱり乗ってみると、「うんこれはすごいバイクです」とひれ伏すしかないわけです。595をさらに気持ちよくしたようなバネ感、ダイレクトなトルクの掛かり、地を這うような安定感、巡航してももがいても、昇ってみても超高性能でありながら、どこか「LOOKらしさ」を残しているのはさすがといった所。

普通、ここまで高性能になってくると味わい、個性のような物が希薄になって来そうな物を良くぞここまで楽しい、いや愉しいバイクに仕上げてくれたものぞ、と拍手喝采今更ながらにしたくなる。

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そんな唯一無二の695をさらに強気に発展させたのが695aerolight

カーボン積層を変更した695lightで終わらせておけばいい物を何を思ったかaeroに踏み込んでしまったこのバイク。

LOOKは銀河系どころか11次元膜状宇宙の先の世界、重力子と中性子が溶け合う(テキトー)世界にまで汎用性を放り投げてしまったのか、695はもうちょっと一般ユーザーのことも考えてくれと言いたくなる様なモデルに生まれ変わってしまいました。

それでも買ってしまうあたり、信者です。お布施です。お布施バイクです。

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フロントはブレーキ内臓ふぉーくになりました。

リアはBB下にえあろブレーキを内蔵しました。両方ともVブレーキです。

もう、僕の考えたさいつよの自転車状態です

そしてこの機構が、もう目からウズラが零れ落ちるほどにめんどくさくなってしまったのであります。今ならケンシロウを前にしたハート様の気持ちも分かる気がします。息をするのも嫌になります。

まず、かなり無茶なケーブル回しになるため、普通に組むと恐ろしくワイヤーの引きが重くなってしまいました。ただでさえ取り付けの大変なCステムはエアロステムとなり、ステム、フォークを貫通してブレーキワイヤを通さなければなりません。

これと、フロントブレーキの構造を理解するまで、いったい何回ステムをはずしてはワイヤーをフォークに落とす作業を繰り返したでしょうか。しかもこのステム、異常に取り付けが難しいのです。

比較的、リアブレーキは調整が簡単ですが(それでも普通の車に比べれば爪楊枝でログハウスを作るくらい面倒な作業)ホイールによってはダンシング時にブレーキが干渉しやすい作りになっているのか、これまた手間のかかる一品です。

まる三日、こいつに掛かりきりで何回も何回もワイヤー取り回しの調整をしている内に、つぼを作っては割る、作っては割る芸術家のような気持ちになってきました。何でも鑑定団に出したら、「これは手間のかかった逸品ですねえ、いい仕事してますよ」と評価してもらいたいくらいです。

そんなこんな、しまいにはいっそのこと通常の位置にキャリパーブレーキが取り付けられるように魔改造してやろうかと思いつつ、ぎりぎりのところで踏みとどまり何とかくみ上げることができました。実際、ボルトとドリルを発注してどうやろうかと検討していたり。

 

とそんなこんなやたらと手間のかかっている695aerolight。果たして一般ユーザーにとって、この空力と手間は秤にかける価値がある物なのかと思いつつ、やっぱりカッコいいエアロ使用です。あるはずの所にブレーキがないってのはもう、壮絶にエロカッコいいのです。

本来、ディープリムのチューブラーホイールをあわせたいところですが、其処までいくともうメンテナンスが手の付けられない領域に行ってしまうので、金属クリンチャーです。シャマルミレ、カッコいいですね。

コンポはスラムforce22。

さて、ここまで手をかけたバイク、いったいどんな乗り味なのか。是非味わいにきてください。それだけの価値はあると思います。

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